空賊物語U|空賊連合の逆襲!!
「第1幕 宣戦布告」
レシフ海のとある島の屋敷で、10人ぐらいが会議をしていた・・・・・。
?「お前のところの戦績は?」
?「0に等しい、それもこれもみなリーヴのガンナーのせいだ!!」
?「シエルとコパン、それにファム、この3人がいるおかげで、我々の商売あがったりだ!!」
?「なにかいい方法はないか?」
?「うーむ、ヴァルトフ、お前は?」
ヴァルトフ・・・・・以前シエルたちをおびき出し、後一歩のところでリヴァルにやられた空賊。
ヴァルトフ「あるわけねぇだろうが!!、くああああぁぁぁ!!!、むしゃくしゃするぜ!!!」
?「そうかっかするなよ、俺にあてがあるんだ!!、任せてくれねぇか!!」
ヴァルトフ「しょうがねぇ!!、ミゲル!!、任せたぞ!」
ミゲル「あいよ!!」
空賊の反撃がはじまった。
空賊たちは、リーヴ周辺の港から飛行船の部品、エンジン、船体まで強奪していった。
そして、彼らが目をつけたのが・・・・・・現在アソシエに停泊中の、空中戦艦「ブルー・ド・ジュール」であった。
この戦艦は旧式で退役真際だった、そこでミゲルが裏ルートを使ってこの戦艦を入手しようとした。
しかし、失敗に終わった。
そこでミゲルは、自分の空賊を率いてアソシエ軍港に奇襲をかけた。
ミゲル「いけいけー!!」
「ドドドドドドドド、ドゴォン、ドゴォン」
そして、いとも簡単に「ブルー・ド・ジュール」は強奪された。
ミゲル「はははは、これでリーヴのガンナーも目じゃないぜ!!」
戦艦は、濃霧に消えていった・・・・・・・・・・・。
翌日の新聞記事・・・・。
「空中戦艦強奪!!!ヴァントルの再来か?!ゴーシュに類似した戦艦を目撃!!」
と、レシフ海周辺は大騒動となった。
もちろん、リーヴの3人もこの記事は読んでいる。
シエル「空賊かなぁ?」
コパン「空賊にしては用意充当だよな」
ファム「もしかしたら、裏で糸をひいている協力者がいるのかも・・・・」
3人「うーーーーーーーーーん・・・・」
3人は悩んでいた・・・・。
一方、空賊は空中戦艦の改造、修復を行っていた。
そして、いままでに集めた船体や部品で、独自の戦艦を開発していった。
それを可能にしているのが、空賊連合の本拠地「移動要塞島戦艦 デス・タァースィー」である。
この戦艦は、島をまるごと戦艦にしてしまった化け物要塞である。
しかも通常は建物や砲台は地下に格納するので、付近を通る船はただの無人島にしか見えないのである。
レシフ海周辺すべての空賊が、今ここに終結したのだ!!!
そして、要塞島の中央で、演説が行われた。
ヴァルトフ「諸君、いまここに我々の時代が訪れようとしている」
空賊1「うおおおおおぉぉぉぉうううぅ!!!」
空賊2「そうだ!!、そうだ!!」
ミゲル「この要塞と戦艦があれば、世界が我々に屈服するであろう!!」
空賊1「うおおおおおおおおおぉぉ!!!」
空賊2「かっこいいぞおおおぉぉぉ!!!」
ヴァルトフ「行くぞ!!、我々の力を世界に知らしめ、邪魔なガンナーどもをコテンパンにするのだ!!」
空賊1「おおおおおおおお!!」
空賊2「おおおおおおおお!!」
ミゲル「最初の目標はアソシエだ!!、出撃!!!」
空賊「おおおおおおぉぉぉぉ!!!」
空賊はついに、作戦を開始した。
「第2幕 電撃戦!!!」
アソシエ・・・・朝7:45・・・アソシエ港・・・。
漁師1「ん?、なんだありゃあ?」
漁師2「???島???」
「グオオオオォォォォン、ガシャアァン」
空賊1「装填完了、照準OK!!」
ミゲル「撃てぇい!!」
「ドッゴオォォォォォン」
漁師1「撃った!!」
「ひゅうううううううぅぅん、ドッガアァァァン」
市民1「きゃああああぁあぁぁ」
市民2「非難しろ!!、急げー!!」
ミゲル「撃て!!、撃て!!、撃ちまくれ!!」
「ドォン、ドォン、ドォン、ドォン」
「ドガン、ドゴン、バッシャアアン」
警官「リーヴ!!、リーヴ!!、応答してくれ!!」
「ひゅうううううぅぅぅ、ドオオオォン」
警官「うわああぁぁぁぁぁぁ」
ヴァルトフ「今だ!!、アソシエ社から機械兵や部品を盗め!!」
空賊たち「ひゃっはははははは」
市民2「きゃああああぁぁ、来ないでぇ・・・・」
市民1「うわあああああぁぁぁ」
「ドォン、ドォン」
「ドガガガガガガガガガ」
「パリィンパリィン!!」
・・・・・・・・・・・・・・・ほんの30分間だった・・・・。
町のありとあらゆる金品が盗られ、アソシエ社の製品もごっそり持っていかれた。
そして、デス・タァースィーは静かにレシフ海に消えていった・・・。
ヴァルトフ「ふふふ、うまくいきましたなぁ・・・」
?「我々の契約ですからな」
ミゲル「約束どうり、美術品はすべてあなたのものです、ねぇ・・・・ヴァントルさん」
ヴァントル「ふふふ、この調子で行けばすべての美術品が私のものになる!!ふはははははは!!」
執事プーレ「デス!!」
レシフ海に、ヴァントルの甲高い笑い声がこだました・・・・・。
「第3幕 救援活動」
アソシエ襲撃の知らせはすぐにリーヴに届いた。
シエルたちはすぐにアソシエへと飛び立っていた・・・・・。
コパン「まさかアソシエが壊滅状態になるなんて・・・・・」
ファム「これはもう人事ではなさそうね」
シエル「急ごう!!、みんな!」
「ブオオォォォォォン」
シエルたちは速度を上げ、アソシエに向かう・・・・・。
現地では、救助隊による救助活動が始まっていた。
さいわいにも死者は無く、市民はすばやく逃げたのでけが人もごくわずかだった。
警察も、聞き込み調査を開始していた。
シエル「なにかわかりましたか?」
警察「ああ、目撃者の話では、空賊連合が絡んでいるらしい」
ファム「空賊連合?」
コパン「この付近の空賊が集まってできた組織さ」
警察「漁師の話では、空賊連合は戦艦を何隻も持っているらしいぞ」
シエル「そうか!!、近頃の強奪事件も」
警察「空賊連合の仕業に違いない」
ファム「これからどうしよう・・・・・」
警察「こちらの方は任せてくれ」
シエル「わかりました」
コパン「とりあえずリーヴに戻ろうぜ」
3人はリーヴに戻った・・・・・。
「第4幕 カフェ襲撃!!」
3人はカフェでいろいろと情報を集めていた。
ファム「空賊連合・・・かなりの武器を持っているにちがいないわ」
コパン「ああ、戦艦も持ってるって言うし、こりゃやっかいだぜ」
シエル「とにかく、今はむやみに動けないよ」
シエルたちが真剣に話していたそのとき!!!
「カシャ!!」
コパン「!!、伏せろ!!」
ファム「えっ?!」
「バッギュウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」
「パリイイイイイィィィィン」
シエル「うわぁ!?!」
コパン「くそっ!!、狙撃してきやがった」
ファム「コパン、誰か見える!?」
コパンはゆっくり窓の外を見ようとしたが・・・・。
「バキュウゥゥゥン」
「ビシッ!!」
コパン「くそっ!!、外も覗けねぇ!!」
シエル「向こうの方が圧倒的に有利だよ」
「カシャカシャ」
銃弾を込める音がした。
コパン「今だ!!」
「バン、バン、バン」
コパンは隙をついて反撃に出た!!
?「ちぃ!!、逃げるぞ!!」
?「へ、へい!!」
「ブロオオオオォォォォォォォン」
シエル「ボート・・・・あんな揺れる船からあんな正確な狙撃を・・・」
ファム「凄腕ね」
コパン「こりゃあ、とんでもねぇことになりそうだ」
「第5幕 グランマガザン2」
ヴァントル・・・・天才的頭脳を持ちながら犯罪者となってしまった大富豪・・・。
その資金で多彩な戦艦、戦闘艇を作り出し、パーフェクトオートマタ「プーレ」を完成させた・・・。
2年ほど前、歴史的な「リーヴ博物館事件」を起こしてから、全世界指名手配犯となった。
が、ひっそりと反撃のチャンスをうかがっていた。
そこにやって来たのが、噂を聞きつけた空賊ミゲル!!、ヴァントルも大喜びでこの作戦に乗った。
ヴァントルは、デス・タァースィーを使って海底からグランマガザンのパーツを引き上げ、建造していった。
ヴァルトフ「もうすぐ完成ですなぁ・・・・」
ヴァントル「ふはは、君たちが集めてくれた部品で大幅な改造もできる」
執事プーレ「ヴァントル様、戦闘艇と戦艦が完成したデス!!」
ヴァントル「うむ、さっそくグランマガザンに積み込むのだ!!」
執事プーレ「ラジャ!!」
ミゲル「ふふふ、こいつが完成すれば・・・世界は我々のものですね!!」
ヴァルトフ「そのとうり!!、ガンナーどころか、軍隊も太刀打ちできないさ!!」
ヴァントル「世界のお宝が我々のもとに差し出されるであろう、グハハハハハハハハ」
ヴァントルの恐るべき計画がはじまろうとしていた・・・・・。
「第6幕 リヴァル出陣!!」
「ジリリリリリリ」
ネージュのリヴァル邸に電話がかかった。
リヴァル「私です・・・ヴァントルがまた・・・それで・・・・わかりました」
「ガチャ」
スチュワード「お出かけでございますか?」
リヴァル「ああ、リーヴに行ってくる」
スチュワード「どのようなご依頼で?」
リヴァル「ヴァントルが永久機関を作ったかもしれないから破壊しろとのことだ」
スチュワード「ファントゥームの準備はできております」
リヴァル「行ってくる」
スチュワード「お気をつけて」
「ブオオオォォォン」
リヴァルはりーヴに向かった。
「最終幕 リーヴ上空決戦!!そして・・・・」
リヴァルがリーヴに着いたのは、アソシエ襲撃から3日後だった。
リヴァル「久しぶりのリーヴだ、なにも変わってないな」
リヴァルがつぶやく、すると・・・・・。
「ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
けたたましいサイレンが鳴った。
放送「市民の皆さん、市民の皆さん、リーヴに空賊連合が迫ってきています、非難してください」
どうやら空賊連合がシエルたちを殲滅しようと総攻撃をしかけてきたらしい。
リヴァル「空賊連合、自分から出てくるとは好都合だ、楽しませてくれよ!!ククククク」
リヴァルは速度を上げていた。
シエルたちはもう飛び立っていた。
シエル「島を丸ごと戦艦にしてしまうなんて・・・・」
コパン「あっけにとられてる場合か!!、行くぞ!!」
そしてこちらは高高度にいるグランマガザン2。
ヴァントル「おーおー、はじまりおったわい!!」
要塞島からも続々と戦闘艇が飛び立って来る。
コパン「ローリングアタック!!」
「グオオオォォン」
「ドガァン」
空賊「ひゃああぁぁぁぁああああぁぁ」
要塞島司令部では・・・・。
ヴァルトフ「ええい、なにをしている!!、よく狙って!!」
ミゲル「ヴァルトフ!!、真上に熱源!!」
ヴァルトフ「なにぃ!!」
リヴァル「ククククク」
「ドガガガガガガガガガガ」
「ドッッゴオオオオォォォォォン」
オペレーター「機関部大破!!、航行不能です!!」
ミゲル「あの黒い機体は・・・・」
ヴァルトフ「リヴァルの野郎だ!!!出る!!」
ミゲル「よぉし!!、全戦艦出撃!!デス・タァースィーは放棄する!!上空のグランマガザンに救援要請!!」
オペレーター「はい!!」
こちらは上空・・・・・・。
執事プーレ「ヴァントル様、救援要請デス!!」
ヴァントル「うむ、グランマガザン2降下!!」
グランマガザンが高度を下げていく・・・・・・・・・・・。
ファム「みんな!!、上!!」
シエル「あ!!、あれは!!」
コパン「グランマガザン!?!?!?」
リヴァル「お出ましになったか・・・・」
そして、スピーカーからヴァントルの声が聞こえた。
ヴァントル「グハハハ、久しぶりだな!!、ガンナーの諸君!!」
シエル「ヴァントル!!!」
ヴァントル「諸君らの運命もここまでだ!!、全砲門砲撃開始!!!」
「ドォンドォンドォンドォンドォン!!!」
コパン「うわああぁ!!」
ファム「きゃあああああぁぁぁ」
シエル「くっ・・・・・」
シエルたちが苦戦しているころ、離れたところでは・・・・・。
リヴァル「まさか・・・・2回も我が弟に会うとはな・・・・」
ヴァルトフ「兄貴、いやリヴァル!!、今日こそ決着つけてやる!!」
リヴァル「あいにく貴様の相手をしている時間はない・・・どけ!!」
ヴァルトフ「どかねぇ!!!」
リヴァル「しかたがない・・・・(スッ)」
リヴァルが人差し指を上げた。
リヴァル「一撃・・・それでかたをつける」
ヴァルトフ「望むところだ!!」
リヴァル「行くぞ!!」
ヴァルトフ「来い!!!」
「ブオオオオォォォ」
ふたりの戦闘艇が加速した!!、そして!!!
「ドドドド、ドッゴオオォン」
ヴァルトフ「ガハァ!!・・・まさか・・・ヘビーバレッドとは・・・・・・」
「ひゅうううううううぅぅぅぅうぅぅ、バッシャアアアアァァ」
ヴァルトフは海に着水した。
リヴァル「さてと・・・・あの戦艦を片付けるか」
リヴァルはグランマガザンに向かっていった・・・・・。
シエルたちは順調に砲台や戦闘艇、戦艦を破壊していった。
ヴァントル「くうううぅぅ、こうなったら!!永久機関作動!!」
「グオオオオオオオォォォォォォン」
コパン「この音は?」
ファム「永久機関!!」
シエル「データを取っていたのか?!」
ヴァントル「グランマガザン降下!!リーヴをこっぱミトコンドリアにしてくれる!!」
コパン「やばい!!止めないと!!」
ファム「でも・・・・・」
リヴァル「力をあわせろ!!!100%の力を!!」
シエル「リヴァル・・・・わかった!!みんなでフルスロットルだ」
4人は機関部に向けて・・・・。
コパン「カボチャ爆弾DX!!」
ファム「ソードミサイル!!!」
シエル&リヴァル「ヘビーバレッド!!!」
「ドドドドドド、キュウウウウゥウゥゥン」
ヴァントル「ば、ばかなあああぁぁぁぁぁ」
「ドッガアアアアァァァァァァァン」
グランマガザンは、リーヴの手前で爆発、轟沈した・・・・・。
ヴァントルは寸前で逃げていた・・・・・・。
そして・・・・。
ミゲル「ヴァルトフ!!大丈夫か!!!」
ヴァルトフ「う・・・う・・ぅ・・・あ・・・兄貴・・・」
ミゲル「退却!!退却!!!」
こうして・・・・・一週間続いた事件は・・・・幕を閉じた・・・・・。
おわり
<リヴェルさんのあとがき>
いやー、がんばった、自分をほめてやりたい!!
しかしヴァントルもしつこいね!!!
しかもヴァルトフがリヴァルの弟だったとはね!!
これからも僕はこんなものを書いていきます・・・。
では!!!また!!
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